SV.AbenDeur釧路について

クラブ名の由来
「SV.AbenDeur(アベンデュア)」は、いくつかの言葉を組み合わせてつくられました。ドイツ語で「スポーツクラブ」を意味する「SV(エスファウ)」を冠し、続く「AbenDeur」は、ドイツ語で「夕日・夕焼け」を意味する“Abendrot(アーベントロート)”と、オランダ語で「扉」を意味する“Deur(デューア)”、そしてデンマーク語の「開ける・開かれる」という意味を込めた“Aben(アベン)”を掛け合わせた造語です。
釧路の子どもたちがこのクラブを通じて、自らの意思で一歩を踏み出し、地域全体が活力を持って前に進んでいけるよう願いを込めて名付けました。

クラブの想い
地域の価値を高めるクラブでありたい
私たちは、サッカークラブとしての役割以上に、地域の価値を高める存在を目指しています。地域の価値は多様であり、その定義は一つに限定されません。「このクラブがある釧路に住んでいて良かった」と感じてもらえるクラブに成長させ、スポーツクラブの枠を超えた地域のシンボルとなり、釧路の価値を向上させることを目標としています。
また、急速な人口減は止められない状況です。子どもたちを取り巻く環境は日々変化しており、学校外での活動の重要性も増しています。教育や地域との連携を通じて、サッカーだけにとどまらない価値ある体験を届けたいと考えています。
このクラブを通して、釧路という街がもっと魅力的に、もっと活気ある場所になるよう、私たちもともに歩んでいきます。
REASON
クラブを立ち上げた理由
国の方針に応えて、いち早く部活動の地域移行を進めるため …だけではありません。
地域の価値を高めるため
スポーツクラブを超えた地域のシンボルに
人が、街のどこに価値を見出すかは千差万別です。
“地域の価値”の定義が、唯一決まっているわけでもありません。
私たちは
「このクラブがある釧路に住んでいて良かった。」
「釧路にはあのクラブがあっていいな。」
そう感じてもらえるクラブを作ることで、釧路の価値を向上させる一助となれると考えています。
急速な人口減は止められない状況ですが、鳥取地区、そして釧路には大きなポテンシャルがあると考えていますし、私たちはそう信じています。中学生のみならず、若年齢層からの一貫した指導体制を構築できれば、面白いシナジー効果を生み出すことができると思っています。
また、サッカーだけにとどまらず、世代を問わない多様な取組を行うクラブに成長させることができれば、より地域の価値を向上させることに寄与できると考えています。
CONCEPT
クラブコンセプト
北海道の歴史を動かそう
~サッカーで日常を変え、そして日常がサッカーを変える~
中学生にとって、サッカーと学校生活は一体化したものです。『本気』でサッカーをやりたい子が、保護者の過度の負担なく、日常生活の一部としてサッカーに取り組めるクラブを目指しています。
地域クラブの立ち上げについては、国による部活動改革案が推進される以前から構想を練っていました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大および、部活動に関する国や日本中学校体育連盟(中体連)の方針が不透明であったため、その時期が適切ではないと判断し、この間は選手・保護者・地域、そして教員・指導者の利益を最大限考慮した最適な形態を模索してきました。
私たちのクラブの運営形態は、北海道内でも新しい取組です。
誰かが果たさなければならない課題であるならば、自らの手で遂行すべきだと考えています。ただし、それは個人では成し得ないことであり、多くの協力が必要と認識しています。
釧路、そして北海道の歴史を「地域とともに」動かすことに意義があると信じています。
VISION
クラブの“未来像”

賛助会員の募集
PARTNERSHIP

ともに歩んでいただけるパートナーを募集しています。
SV.AbenDeur釧路は、2024年に釧路初の部活動地域移行サッカークラブとして創立した地域クラブです。既存の学校部活動の運営を受託し、さらに通う中学校にサッカー部がない生徒も対象とする新しい運営形態は、革新的なアプローチであり、従来の枠組みを超えて新たな価値創造に挑戦しています。
常々、いつか誰かがやらなければならないのであれば、自分の手でやるべきだと私たちは考えています。ただし、それは独りでやれることではありませんし、独りでやることだとも思っていません。釧路の、そして北海道の歴史を、“地域とともに”動かすことに意義があると思っています。
クラブの理念にご賛同いただける方々にはぜひパートナーとして共に歩んでいただきたく、賛助会員(団体・個人)としてご参加いただけるよう募集しております。